【繊研新聞 ”記者の目 継続性のある真の支援を”の記事にPICHU PICHU TOKYOが掲載されました!】
2021年7月5日 (月) の繊研新聞 「 記者の目 継続性のある真の支援を」の記事にPICHU PICHU TOKYOの活動が掲載されました!
記事では、「子供を取り巻く社会問題に向き合う」として、子供の7人に1人が貧困状態にある現代では、子供服・子供関連企業でもSDGs (持続可能な開発目標)への取り組みが盛んとなっており、日本の子供を取り巻く社会問題に向き合う企業の事例を紹介されています。
※以下記事抜粋ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母親の雇用促進も
教育機会の地域間格差が問題になるなか、離島で女性の雇用促進に取り組むブランドもある。
19年に子供服の「ピチュピチュトウキョウ」を立ち上げた大蔵牧子ディレクターは、出産を機に両親がUターン移住した鹿児島県沖永良部島を訪ねるようになり、島の雇用の機会の少なさを知った。平均3人の子供がいる家庭がほとんどで、時給の低いパートを三、四つ掛け持ちして生計を立てたり、高等教育を受けるためには島から出たりしなければならず、奨学金を背負っての進学となるなど、「子供の教育機会が失われている現状を目にした。」
そこで島に自社工房を開設し、女性たちに縫製技術を教え、ブランドを立ち上げた。時給は島の平均より100円高く設定。
値下げ販売する必要がないギフト向けとして、スタイやブルマなどに限定して技術を磨き、大人用のパジャマまで広げた。
工房は高齢者と子育て世代の交流の場としても機能。働く女性たちからは「沖縄に行って服が買えるようになった」「習い事に通わせられるようになった」といった声がよせられている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー